おぎっち



この前はロンド.ファン.フランデレンでしたね、。

どうでも良い話ですが、、

10年くらい前、ベルギーのフランデレン圏に計半年ほど居た事が有り、ケルメス.クルスと言うレースを転戦した事があります。

フランデレンは世界一と言っても良いくらい、ロードレースが浸透していて、ある意味 宗教の領域?だったと思います。

なので、ベルギーの底辺のレース、ケルメスは各地で開催されてて、、
120キロくらいの距離で 週に2〜4レース、出てたと思います。

ベルギーのケルメスは完走するのが難しく、、そもそもカテゴリー制と言うモノが無い為、アマとは言え 強烈に速かったのを憶えてます・・。

特に、集団がパラパラに成り、弱いモノは散って行くサバイバルなレースで、
石畳、強風、悪路と言った中で、ガンガン飛ばして行き、、マグレでゴールに辿り着いた時は、ほぼ廃人状態でした・・。

基本、メイン集団から落ちれば 降ろされて行き、降ろされた順番から順位が確定していくので、、降ろされても完走扱いに成る場合があります・・。

やけど、ホンマのゴールに辿り着いた時は、、一番辛く、、

フランデレンの最後のレースで完走した時は、残り30キロくらいで一度は最後尾集団まで落ちたのですが、、

偶々 強い選手が3人くらい その集団に居てて、

そいつ等が ガンガン先頭を引き倒し、、バラバラに成った前の集団を素通りして抜いて行き、、

3つくらい集団を素通りして メイン集団まで追い付き、、

そいつ等のケツで 金魚のフン走法で喰らい付けた自分も メイン集団に復帰出来て、、なんとかゴールに辿り着き 完走出来ました・・、

ちなみに、そのレースで勝った奴は、その3人の中の一人で、、あの後 メイン集団からも飛び出し 勝ってました・・。

自分は全て自走でレース会場に行ってたので、、その120キロのレースを完走して、そこからアパートまで自走で帰った時は、余りにフラフラで、、

フランデレンの夕焼けの中、時速20キロくらいでヨレヨレに成りながら帰り、、

「俺は この程度か、、俺は一人で何をしてるんやろ、、」と? 半泣きに成りながら帰ったのは、、

あのフランデレンの夕焼けは  今も忘れられないですね・・。

ちなみに?、その後 帰国して、日本の実業団の丸岡のBR1のレースを走ったら、
中盤に15人くらいの逃げのグループに入り、ダム湖の周回を終える終盤に 千切れたけど、、(帰国後、ほとんど練習して無かった..)
それまでは「この人等 この程度のスピードしか出せんのか?、、」と、ケルメスを走った後やったから、、妙に周りが遅く感じましたね・・。

日本国内の有名な選手の居る シマノの選手が4人くらい、アイサンが4人、BSが2人くらい、マトリックスやМTBのアジア王者なんかも その逃げには居てて、

カスの弱い選手は 自分だけやったけど、、

ケルメス.クルスに比べたら、、周りが止まってるように見えましたね・・。

まぁ、そんな事を感じたのは、過去 殆ど無いですけど。。

どうでも良い話でした・・

ちなみに?、

昨日のツアー.オブ.フランダースの中盤のミュール.ファン.ヘラールツベルヘンは、自分が居たアパートの近くで、この写真のミュール教会も ほぼ毎日 練習で横を通過してました、、

なんか、昨日 観てたら、懐かしかったです・・。

どうでも良い話ですね。。