おぎっち

としはきくまのねり


 27時間テレビ?のマラソンを走ったスマップ君?、、を観てて 想い出した・・

 俺も 22歳くらいの時に チャリで 28時間 走った事がある・・


 実家の大阪から 東京の当時付き合ってた彼女の家まで?600キロくらい?走った・・


 名古屋から 19号やのの 塩尻周りで、長野県の南木曽塩尻 諏訪経由で 富士見や 甲府奥多摩や?の山岳を抜けて、、

 八王子に降りて、、神奈川や東京に入った・・


 丁度? 中津川で日暮れに成り、、奥多摩で日が明ける感じで、、


 長野の山岳を ほぼ全て 夜間走行の無灯火で走り続け、、


 恐ろしく怖い? 200キロくらいの 無灯火 暗闇の 夜間走行やった。。



 実は? これは2度目で、、

 一度目は一号線で 静岡や沼津経由で 東京を目指したが、、

 その時は冬で、、箱根峠を越えてる時に 猛吹雪に合い 凍死?しそうに成り トラックに拾われた・・


 さすがに、 460キロ 雨の中 夜間も含めて 走り続けて、 箱根を越えてて 吹雪に合うと、 疲労で 震えが止まらず、、死に掛けた・・



 結局?熱海で降ろして貰い 走り続けたが、、


 彼女の家に着いた時に、


 「箱根を走ってない、、次は長野経由で!」と 彼女に 馬鹿にされた。。


  腹に立ったが、、


 スペインへ行く前やったので、、


 悔しいから、、一時帰国?した 7月に 今度は 彼女の言う通り 長野の峠を越えて、、600キロ走って、、


 行ってやった・・



 ただ、さすがに?地図も持たずに 無計画で行ったので、道に迷い捲くり、、28時間を掛かった・・


 「何キロ 走ったゴッコ..」なんて、マヌケな自己満足ゴッコなんか 興味は無かったが、、


 当時 付き合ってた彼女を「笑かしたる!!」と、チャリで600キロ 走り 行って遣った・・



 さすがに?300キロを超えると、、頭が麻痺するらしく?残りの300キロ?は 意外と惰性で走ってた。。


 むかし、下関までの600キロを往復 1200キロ 3日間で走ったが、、


 あの時も、帰りの倉敷、残り200キロの看板を観た時


 「たった 200キロで大阪か・・」と 想った・・ 


 野宿で仮眠したが、、気付いたら5時間くらい 公園で寝てたり、、


 3日間で1200キロは辛かったけど、、ベルギーのケルミスを完走するよりかは 全然 楽やった。。


 補給もサポートも無く、自走で片道80キロを走って、

 ケルメスで120キロ走ってゴールして、、その苦痛のレースで痙攣しまくった筋肉のまま 

 再び 帰りの80キロの自走は 何度も失神しそうに成った・・


 補給やサポートが在れば なんとか成るけど、、全部 1人やったから、、な・・




 ボロボロの身体の中、 80キロ 帰還する フランドルの夕焼けは?忘れられへんね、、



 無補給やったから 喉がカラカラで スタミナが切れてて、、


 「俺は 1人で 何を遣ってるのやろか、、」と 燃え尽きたな・・


 自己満足に 1200キロ 走る方が 楽やった。。