おぎっち

しさそはひきこくみま

 ここフランドルには 多くの語源が入り混じって 混乱する・・

 例えば 大きな町のゲントは英語読みやが フラマン語ではヘント フランス語ではガン と言う・・・

 フランク・バンデンブルクって選手がいたけど 確か それはフランス語読み?で ファンデンブルッヘ?がフラマン語読みの ホンマの名やったと想う・・

 ウェヘルヘムも 英語読みではウェゲルゲム。。


 ムセウもフラマン語読みで フランス語では違った言い方やったと想う。。

 メルクスも ここの人は 「マルクス」と 読んでた。。

 
 ここの管理人さんも ヒーノさんやけど 俺らに対しては「ジーノです、」と自ら英語読みで言ってくる。。


 ここを訪れる人は もちろん彼の事を「ヒーノさんは 居る?」と言う・・


 ミュールの街も ワロンの人は「グラモンだよ、」と言うが ここの人(ファランデレン)は ヘラールドベルヘン(たぶん・・)と 言ってて 読みどころか 街のスペル自体が 全く違う・・


 やから 日本で言う「方言」のレベルでは無い、、

 一つの国に 全く違う言葉(語圏)が存在してる。。


 日本に 岐阜を跨いで 東西で 日本語とハングル語と 全く違う言葉が区切られて存在してるような感じ?


 偶にワロンの近くやワロンのケルミスを走った時なんかは フランス語で話し掛けられる事もシバシバで 英語は 微妙に喋れなかったり する・・


 昔は 自分は

 「世界が一つの考え方で 一つの言葉で統一されれば 国境が無くなれば良いのに、」と想ってたが

 実際は 国境なんかの問題より 民族や文化圏 言葉や宗教のラインの方が 深刻で、

 ただ国境が消える事で解決するのは 浅いのかも知れん・・・


 むしろ それら一つ一つの文化圏や宗教 生活を尊重し敬意を払える その多くの文化圏を知る事の方が 戦争は減るのかも知れない・・