おぎっち

きひみまもの


 雨?

 寒いぞ、、


 十三峠 登ったさ。。


 俺はヒルクライムオタクでも タイムオタクでも無いので

 ただ 乗ってる時間や感触 発散してる その瞬間が好きなので 乗る事が楽しい。。

 チャリを車に積んで帰ってたら


 エグいヒルクライムのチャリに乗った 人が登ろうとしてた、、


 ハンドル、ドロップの部分を切ってて、カーボンだらけの機材に タイムの軽量バイクに、、


 「うわ、、」やった、、


 美的感覚的に許せない、、


 登る事だけの為に 固執した アスリートと言うよりは オタクの領域の世界で ああ言うの 一番苦手、、


 俺 基本的に アスリートとしての競技 チャリのレースとか観るのが好きなので、

 オタクでは無いのよね、、


 ウジウジした情報集めてウダウダ言うだけのオタクも嫌いやし、

 チマチマした自己満足に引篭もって 変な世界観の中だけで生きてるようなオタクも嫌いなのよね、、


 結構 日本の場合 アスリートとしてのチャリに関しては 異様に発展が乏しく、逆にオタクが関る事が多い気がする。。



 フランスなんか 凄い解り易いけど、

 ローカルレースなんか行くと ホンマ ボロボロのチャリでガツガツ アタック掛け捲って、若い選手や そこそこのオッサンが ガンガン勝負に出てる、、


 レベルこそ低いが ガンガン 逃げを作って ダブルアクションの先頭交代で 必死に逃げて アタックが掛かる度に 集団が分解して行って、、


 みんな 必死に 勝負して 本気で その瞬間を楽しんでる・・・


 機材 ボロボロやし 酷いのやと パーツが古過ぎて

 「うわ!、、ストロングライトの 星型クランクや、、」って 70年代の部品で 普通にレース機材で 気にせずに戦ってて、、


 「それ 日本の変態オタクに売ったら デュラ 買えるぞ、、」と 妙な矛盾を感じた。。


 意外と フランス人は ホイールとタイヤは 高価な奴を使うので 部品はボロボロでも ホイールはヘリウムやコスミックと 当時の最高パーツを普通に使ってた、、


 フランス人って チャリも車も 足回りは 本物を使ってる、、



 やから レースという世界が確立してて そこに機材としての感覚で 部品を使ってて 変態オタクなんか ほとんどフランスには居らんかった、、。


 そこが 実務的というか 合理主義と言うか 文化的な価値観が高いと想った。。


 ベルギーやドイツは オタクが多いらしいけど、、



 俺は そんなにフランス人は好きや無かったけど 意外と感覚的なモノは フランス人的な発想は 嫌いじゃなかった。。

 ウザいけど 解り易い、、自己主張や価値観が ハッキリしてる。


 意外とフランス人って 大阪人に似てる気がするな・・