おぎっち

どうでも良い話ですが、、

今日、通勤でチャリで移動してたら、ジャイアントのロードバイクに乗った若い子が煽る様に威嚇して 抜いて行きました。

正直、拘わりたくない感じなので、減速して 間隔を離して走ってたのですが、、

その人が信号で止まってたので 抜き去り際に

「良い自転車 乗ってますやん~」と小声で 挑発するかの様に?言ってました。(サーベロの事?..)

その時、フッと浮かんだのは、私はシトロエンエグザンティアという車に乗ってるのですが、、

同じ様な場面に 遭遇します・・

車がフランス製の珍しい(マニアしか乗らない?・・)モデルなので、よく マニアっくな車に 軽く煽られます・・

でも、私は20年前に居たフランスの寮がシトロエンから車を供給されてて、そのサポートカーに乗る事が多かったので、、

その時の憧れ?、、「このフランスの一般大衆車って、良い車やなぁ」と 思って、今 気に入って乗ってます。。(よく潰れるけど・・)

なので、日本にある フランス車好き?外車好き?の世界の事が 全く解らなかったので、、

「妙に、フランス車に 勢いよく抜かれるなぁ~、、」と 不思議でした。。

でも、たぶん、そのジャイアントに乗った若い人も、同じ感覚?何でしょうね・・。

と同時に?、もう一つ 想い出しました・・

25年前、900キロくらいのバスクの育成国際ステージレースを走った時、

ロシア代表ティームが参加していて、彼らのバイクは半分МBKで半分コルナゴでした・・

聞くと、「行く金が無い」「乗るバイクが無い」「サポートカーが無い」と、
当時のロシアは金欠で、レースに出る所か、その競技を戦う機材すら バスクに持ってこれない状態だった様です。。

結局、主催者は フランスのオクトス.サンカンタンと イタリアのトップアマからスペアーバイクを借り、
その借りたバイクがサンカンタンのМBKとイタリアのコルナゴだったとの事です。。

よは、ロシア代表ティームは 機材すら持って来て無く、手ぶらでスペインに来てました。。

実際、レースは初日から強烈に速く、、平地のアタック合戦の時は 55キロ状態が1時間以上続き、
山岳地帯でも平地の如く進んで行き、、

参加してるのも、育成バネストや カイク、カフェバケやカハルラル、オルベアと言った 国内のトップアマと、
オーストラリアやロシアのオリンピック代表ティーム、サンカンタンや隣国のDN1のトップアマが参加していて、、

自分は4日目にリタイヤしたのを憶えてます・・。

その時 勝ったのは、19歳のロシア人で、、結局 今まで乗った事も無い機材を使って、彼等は総合優勝してました。。

何を想い出した?かと言うと、、

機材程度で威嚇してる日本の若い子等は まだまだマイナーな割には、競技と違う所にエネルギーを注いでる?、、

私自身も、18歳の時に買ったナカガワで そのバスクのステージレースに出てましたし、、
バスクで転戦する費用が掛かるので、機材なんかに 金を掛けれず、色んな人に機材を貰って 走ってました。。

日本ってロードバイクに乗る人は増えましたし、プロが使う機材を 普通にビキナーの人が使ってたりしてますけど、、

国内の競技自体は、発展しておらず、、欧州へ渡って 夢を追い掛ける人も増えましたけど、、

若い人が機材にエネルギーを注ぐってのは、逆に言えば まだまだ競技に対する向き合い方が 日本はマイナーなのかと 想います。

どうでも良い話ですが・・

ちなみに その19歳のロシア人は、セルゲイ.イワノフと言って 後にTVМでプロに成り、Tモバイル(ドイツテレコム)やアスタナ カチューシャに所属し、

フランデレンの石畳クラシックE3ハレルベケや、オランダのアルデンヌクラシック アムステル.ゴールドレースで勝ってました..。

そんな一流のトッププロ選手が、育成時代の19歳の時は 国が金欠で機材すら用意出来ず、、

機材を他チームから借りて、スペインの育成 国際ステージレースで総合優勝し、、

翌年に プロに転向し、世界最高峰の欧州プロロードで活躍したかと思うと、、

日本国内に居すわってる 若い選手等が、 機材云々で ゴジャゴジャ言ってるのも?、どんなモンなんでしょうね・・

どうでも良い話ですけど。。