おぎっち


25年くらい前、フランスで走ってた頃、フランスのレースが楽しかったですね。

ゲームを楽しんでる感じ?、、努力とか忍耐とか どМ的と言うより、その中で ゲームを楽しんでる感じ?ですかね・・

どんどんアタックで集団が分裂して行って、どこまでトップに生き残れて、攻撃を仕掛けれるか?のゲーム・・

「欧州で走りたい」と、中学の時に観た NHKや朝日で観た「ツールドフランス」で憧れる様に成ったけど、、

実際、フランスやスペインで走った時には、目標ってのが薄れて行きましたね。

シンプルに行ってしまえば、欧州のトップアマで走る中で 
次元が違い過ぎる強烈なスピードの走りに 挫折し捲り、目標を抱ける気分には成れなかったです・・

特にバスクで走った育成の国際ステージレースを2回 走った時には、
余りの次元の違いに、「俺は この程度か・・」と 完全に?腐りましたね。。

ただ、フランスのレースは楽しかったですね、

フランスにはカテゴリー制がハッキリしていて、エリート2、ナショナル、リジョナル1、リジョナル2、ノーライセンス、みたいな?感じだったと思います。(ちなみに?エリート1は いわいるプロです・・)

ですので、フランスで出会った その面白いレースにハマり、
目標が無く成っても、フランスへ行ってレースに出てました。

自分が居たブルターニュはレースが盛んに開催されていて、週に2〜4レースくらい走ってました。

リジョナル1やナショナルを主に走ってましたけど、偶にエリート2とかも走ったり していて、

リジョナルの時は 終盤まで勝負に絡めて、

ナショナルの時は なんとかメーン集団でゴールを辿り着けて、
トップアマのエリート2の時は、火を噴きながら どれだけ生き残れれるか?みたいな・・

カテゴリーを行き来してると、時に勝負に絡めれ勝負勘が身に付き、
時に自分より上のレベルで集団内に生き残れる感覚が身に付き、
そして、時に 強烈なトップスピードに、 千切れ散るまで 全力で踏み倒し、、

日々、違ったレベルの環境を行き来してると、リアル.カーペーサー?みたいに、
自分の実力以上に 走れる様に成った気がします・・

ナショナルやエリート2を行き来しながら、リジョナルに戻ると レースが止まって見える?し、、

逆に リジョナルで勝負に絡んでると、ナショナルを偶に走ると、
自分よりレベルの高い中で マグレで逃げに乗ってたりしてて、、

レースが超面白かったです・・。

目標が無く成って行った中で、フランスで走ってるのに罪悪感は有りましたけど、
日本では まず味わえない 超面白いゲームだったので、続けてました。。

日本に帰って 西日本実業団のレースなんか走ると、自分が仕掛けたアタックに プロの三浦選手が反応して、
3人くらいで逃げてたら、今度はシマノやアイサンなんかが加わって来て、

アイサンの大原さんが「これは本気だよ、」と 言って来た時には、ビックリしました・・

終盤に その10人くらいの「本気」の逃げの集団から千切れましたけど、
自分的にはフランスでレースに出捲ってて、心が腐った状態で帰って来てたので、、

「まぁ、、こんなモンかな・・」と 変に納得してましたね。。

もっと資金が在れば、もっとブルターニュで走りたかったですけど、、所詮 個人資金の個人活動(自己満?・・)でしたし・・

遣りたくなるとフランスへ行って、心が腐ると すぐ止めてしまう性格?なので、、

「ちゃんと」が出来ない自分の性格は、ちょっと悔い?ですかね。。

どうでも良い話ですが・・