おぎっち

何時もの?、どうでも良い話やけど、、


20数年前に フランスのブルターニュと言う地域の寮に居た時、

そこは自転車の育成施設で寮が在り、そこを拠点にレースに参加してた。。


ある時、朝 練習から帰って来たら、その寮の管理人リヨネルが「今日 昼からレースだよ!」と言われ ビックリした事がある・・

寮にクラブが在り、リビジョン.ナショナル1のフランスのアマではトップ5に入る程 強いクラブやった。

とは言え、ローカルなレースをメーンに転戦してたけど、偶にトップアマのレースにも出ていて、余りのレベルの違いに 挫折し捲ってた・・。


そんな ある朝、そんな事を言われ、しかも そんな日に限ってトップアマのレースで、、

「今日のレースは急坂が多く、厳しいよ、、」と言われた・・。

いやいや、前もって言ってくれれば、朝 練習なんか 行かなかったのに、、やったな・・。


そして レースに行き、、アップをしてると 急坂が強烈で「今日は スグ 降ろされるな・・」と、諦めた・・。

そして、スタートしたのですが、どうせダメなら スタートから飛び出したろ、、と思い、スタートアタックした・・。


元々、自分のカテゴリーは低かったし、その日の1はプロ寸前の選手も参加していて、、実力差は 強烈。。


「今日、朝 70キロもアップしたし、、1の逃げを いっぺん 経験したろ、、」と思い 飛び出した、、


1人 追い付いてきて、、2人で泳がされる様に? 逃げてた・・


そして2周目に入り、逃げてると 恐ろしいスピードで4人くらい 追い付いて来て、そこに加わり くっついて行ったけど、


メンバーがバンデUやベルナールスポルト、コッタダモールと言った フランスのアマ最高峰のクラブの選手で、

もう一人が自分と同じルイゾンボベの選手やったな・・


計6人で あの厳しい丘を超えた時、今まで観た事の無い 恐ろしいスピードで 超えて行き、、

モガキ倒して付いて行ったけど、次の周回で千切れた・・


「な、なんじゃ こりゃ?!、、恐ろしいスピードで越えるやんけ、、」と衝撃的やったが、、今と成ってはトップアマのレベルを一瞬でも感じ取れ、むしろ興奮したな。。


結局、前半の30キロで辞めてしまい、、80人近く居た 後続の集団も ドンドン 降ろされ、、完走したのは その4人を含めた たった9人くらいやった。。


そして、その日 勝ったのが あの集団4人の中の同じクラブの選手で、


その選手がゲドンと言って、 後にプロに成り、その3年後 プロのパリルーベで優勝してた。。


やから、毎年、この時期 パリルーベが開催される度に、、あの時の 強烈な劇坂を強烈なスピードで越える あの背中を想い出すな・・